Mixi の OpenSocial 対応

Google と mixi が提携するとか何とか、人づてに教えてもらった。
OpenSocial 関連だよね。Mixi、GJ。

昔の状態でオープン化に踏み切っていると博打になったかも知れないが、今のようにトンがったエンジニアを抱えまくった状態でならオープン化は猛烈な追い風になるだろう。ありがとう&おめでとう。

ざっくりと、今後の mixi をヲチする観点はこの辺かなと。

  • Twitter や Tumbler に持って行かれた「コミュニケーションの面白さ」競争に返り咲けるか
  • 「当たり前の場所」にどう進出するか
  • 技術だけでなくコミュニケーションでも次のステージへ移れるか

まず、また面白い事が出来る mixi に戻れるか?という話。
俺はもう mixi 離れちゃってるんですよね。無くても困らない。Twitter とか mixi 以外がつないでくれるコミュニケーションネットワークの方が面白いから。
この辺を mixi は取り戻せるのか。
mixi には面白いことを楽しむエンジニアが揃ってきたと思うので期待感は持ってます。


次は「当たり前の場所」、つまり mixi の外にある普通の人を相手に、仕事、社会、個人といった普通の人の生活空間にソーシャルネットワークインフラのプロバイダとして、どこから、どういう方法で、取り組んで行くのか。
ここは一番大きくて大切、パイも可能性も大きくて、其の分必要とされる人もカネも時間もかかる場所だと思います。


最後にコミュニケーション。
SNS の仕組みとして今の mixi は上手く機能していません。
技術だけでなくコミュニティ運営的なノウハウが mixi は弱い(ニコニコなどは自分達の考えを持ってやっている)。
mixi もエンジニアリングや技術のステージは次に行けるよという事は見えてきたと思うのですが、コミュニケーション論に興味を持ち研究している人がいるとか、うまいなぁと思える事例はまだ知りません。コミュニケーションでの次のステージは見えていない。
オープン化すれば「小さくて身近な」コミュニティからパブリックに近い「距離のあるたくさんの人がいる」コミュニティまで意味的なスケールが勝手に発生するかもしれず、ここは自動解決されるのかも〜と思ったりはします。


まぁ最近は mixi への興味は無くして知らない&使わないだったので、、知らないまま語るのはナンセンスですが。


オープン化のインパクトは強烈です。
走り出してスピードに乗れば新しい事業やビジネスネタはぽんぽん生まれるでしょう。
mixi はその震源として頑張ってほしいと思います。
mixi のクローンビジネス市場が世の中に存在するのですが(小さなSNSを構築したり運営している)、それを取り込んじゃえよ、と。


まだ書くことはあったのですが、向かいの席の人と話しているうちに忘れてしまいました。
またプレスに出る機会も増えるでしょう。mixi の中の人が SNS の10年後の話、20年後の話をしてくれると面白いと思います。
企業ミッションを聞かせて欲しいんですね。
そこに期待して。
あでゅー。