[google] 究極の演算装置

reading http://www.publickey.jp/blog/09/post_36.html

どこかで「究極のスパコンが1台あれば人類はそれで事足りる。地球上に複数台のPCは要らない」といった言葉を見た記憶がある。

GoogleAmazon といったプレーヤの取り組みはデータセンタを演算を支えるシステムの1コンポーネントと見なし、
例えば外気温とコスト、障害発生といった諸条件を評価し、全物理空間レベルで動的に演算システムを組み上げて演算処理を担う上記に言うところの「究極のスパコン」に相当するシステムだ。

データセンターは究極の演算装置を構成するためのコンポーネントでしかない。


と見るとこの分野は極めて野心的&発展的な分野で、今はインフラエンジニアと呼ばれている人達の専門領域や研究がとてつもなく楽しく、魅力的な分野に思えてくる。


今は未来語りが終わり皆の目指すポイントがシンギュラリティ、ワールド・ワイド・マインドと呼ばれる一点を見ている。
この「究極のスパコン」はその世界を構成する一要素に思える。
究極のスパコンと人体や感覚の延長を助ける生体部品、atom を bit とつなぐ微細なセンサ/アセンブラ群、といった組み合わせが ENIAC の後継者なのかも。