[web2.0] 雑感メモ

最近少しづつ web2.0 初期のアプリケーションデザインが見えてきた気がする。

一つは Javascript によるリモートサービスインジェクション (集約的な現在の web アプリケーションに対する分散/ばらまき型の形態),
各サービスはクライアント用に Javascript (サービスを DOM と結びつける糊, Glue) を発行して自由に使わせる (インターネット上に分散したクライアントの DOM をサービスと連結する), 例えば AdWords, GoogleMap がコレに近いが microformatGreasemonkey と絡むと可能性は更に膨らむ。
identity2.0 や SNS 2.0 (FOAF 発展) を考えると過渡的に重要度が高まりつつある気がする。(が, 具体的に実装してみるとパフォーマンスとセキュリティが問題になるのだけど, どうしたものか)

もう一つは SPA (Single Page Application), 例えば TiddlyWikiGoogle の personalized page だがデータソースをネットワーク上に一元化するとプロトタイプな Perpasive Applictaion と見る事が出来る。
web2.0 の一つのエクスパンションはホワイトボックス (PC) 以外のデバイスへのサービスインジェクションによって始まる - 家や街中のデバイスweb2.0 なアプリケーション/サービスを持つ, アプリケーションボード (数千円で買える生活空間に溶け込む Perpasive/SinglePage Application クライアント, 例えば紙カレンダーが iCal クライアントになる, と既存のモノを置き換えていく) のようなガジェットが登場する - と妄想しているので SPA というのは自分の中でかなり熱い。上記の Javascript Glue とも絡めてもいい。

Ajax の位置づけも見えてきて, 進化形ではなくてリソースやサービスに対する POST/GET/EDIT/DELETE のインターフェース提供, 更にサーバ側サービスと結びついて強力なアプリケーションを生み出すための物であって従来のスタティックな領域は残るしその重要性も変わらない (なので URI/IRI ポインタの permlink 大事で, クロスドメイン制約から本質的に大事なのはサービス形態の web2.0 化とデータ(next Intel Inside) なのだと思う)。

microformatJavascript Glue (リモートサービスインジェクション) だけでも PHP-study でやりたかったのだけど, どうも時間が無くて撃沈しそうなのでここに書いてみる。
取り敢えず転職完了になれば時間は作れるので何はともあれ今はそちらに注力。