bit 属性を持つポスター

ICプレーヤ内蔵ポスター の話が出ていてほぅほぅと興味を引かれる。
これが一歩進んで "実際にワールドカップの試合でゴールが決まった瞬間にゴールと叫んでシーンリプレイされる" とかだと価値があるんじゃないか。スタジアムと都市の空間がつながって, その価値を提供しているのはコカコーラですよという具合。

ポスター, すなわち都市空間を形成するパーツが bit/atom の両属性を持つ (ソフトウェア/サービスの起点となる etc) というのがキモだ。いいとこまで行っている。
これが無線化されたり、ソフト (ユーザが選択的に受け取れる) にデータをプッシュ出来る or ユーザ側から送れると面白い。
コンテンツの話をするなら ユーザを阻害する, 無駄に割り込む広告手法はもうダメなのでユーザにとって快適で価値のある方向に振っていかないと。

こういう音声をプッシュできるペーパーディスプレイ といった技術の未来は "情報技術のしみこんだ空間" を作ることにある。商業空間やスタバを染めてしまい、そこを貸し出して、例えば BMWブランディングを活かした快適な空間を作るとか, そっち方向なんじゃないかと思う。
"情報技術による空間デザイン" はめちゃめちゃ可能性があって面白い。