現実と仮想の間、データシャドウ、iPod

iPod touchGoogle's SecondLife の噂といったニュースのせいか、「データシャドウ」という言葉を多く使うようになった。
Google について言うと GoogleSecondLife はやらないだろうと思っている。描く未来図が違うのではないか。
Google のタスクは今の世界と別の場所にある仮想現実ではなく、今の世界とオーバーラップして存在する世界の構築にあると思っている。
そこにある本、食べ物、道、店、人、色んなものに情報がくっつき、現実の我々の活動をサポートする。またはソフトウェア的な動き、インテリジェントな振る舞いを行う。生活環境ハックとでも言おうか。

iPod touch も「スタバで流れている楽曲を買える」というのが最大のインパクトにして挑戦だと思う。
今まで店内の曲には耳でしか触れる事が出来なかったが、iPod touch という情報機器を通じて「店内に流れている楽曲」の情報に touch 出来る。
こういう人の生活や環境をもっと楽しく、便利に変えて行くツールやサービスを自分もどんどん作れるといいな。

この辺の話は数年に渡って同じ事を言っている気がする。
妄想から実例を挙げて説明出来るようになったのが変化か。
昔は Ambient Device 社も touch も無かったもんね。