Google とリーダーシップ

リーダーシップとは、自分の課題にほかの人たちを参加させる能力である(Slack ゆとりの法則 P.150)

AndroidOpenSocial を見て、Google はリーダーシップをうまく使っていると感じた。

AndroidOpenSocialGoogle の直接の収益源になるのではなく、それらが実現するちょっと先の未来で収益を持てる、エンジニアや社会の成長と連動した仕組みを Google は作っている。
言い換えるとイノベーションが進まなければ Google は困る(投資からリターンの発生するフェーズへ進まないので)。

世の中の変化をちょっと加速させたり、軌道修正したり、より多くの人を参加させる仕組みとして、あるいは Google 内のサンドボックスから社会全体に押し出すための手法として、リーダーシップがうまく機能している。