iPhone は二度目の革命

web をインタフェース、利用者の側から見ると iPhone の登場は二度目の革命になる。
電脳メガネの世界に向けて二つ目のマイルストーン、と言い換えてもいい。


一度目は iPod + iTunes、生活の一場面と web がデバイスを介して結びついた。
2005/12/28 に「デジタル家電は今後、Webサービス型になる」と題した記事が投稿され、文中で iPod は最初の成功した web サービス型家電である事が語られている。
記事から2.5年、youtube カムや Flickr デジカメのようにじわじわと広がっている。


iPhone2 は点ではなく面、今度は web と現実空間が重なろうとしている。
エージェントとして十分な機能(携帯性、接続性、デザイン、開発の自由)があり、既存資産(標準的な web、その関連知識)の上に立っており、物理空間と絡む機能がある(Core Location)、そんなデバイスがまとまった量で世界にバラまかれるのだから、これはアツい。


「今いる場所」のようなコンテクスト、データシャドウ(Physical Space の物や状況に結びついた情報、影として形成されるデータ)が大事になる。
(ドコモの持っている音声に情報を乗せるといったようなデータシャドウを増やす技術、サービスも面白くなる)
色んなものが変わる。